WHOIAM

日常

日記を書き続けるのは難しい.ひたすらコードを書く日とかだと考えたことが自分の中に残ってなかったりする.
今日は電車の中で吉本隆明の「ひきこもれ」という本を読んでいた.「素直に生きろ」というメッセージを感じた.こういう本を読むとつい自分のありかたを肯定された気がするけど,ほどほどに受け止めないといけない気がする.それでも「時間をこま切れにされたら,人は何ものにもなることができない」というのはとても強く感じるところ.
SNSや娯楽ウェブサービスなんかが次々と生まれてるけど(今はまだ落ち着きつつあるのかもしれない)そういったサービスをずっと使いつづけてると本当に何ものにもなれないまま終わりそうな気がする.facebooktwitterは大きな価値を生み出しているけど,何ものにもなれない人(自分もそうなるかもしれなくて怖い)を増やしているとも思う.毎日何十もLikeボタンを押して何百ものtweetやstatus update見て,を繰り返していたら何も生み出せないまま毎日が過ぎていく気がするので,facebookとかtwitterには便利さだけじゃなくて恐怖も感じている.脳がSNSに最適化されていき,考えなくとも理解できるコンテンツを消費することに慣れ,熟考しなくなっていきそうな感覚がある.