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日常

久しぶりにジャグリングやった。ボールジャグリングというやつ。
最初のうちは感覚でやっていたけれど、だんだんと意識してきちんと考えて投げるようになってきた。動的にパラメタ調節して学習しているイメージ。
ジャグリングは2年前のGンターンのときに初めて体験したのだけれど、最初に3つできるようになったときに脳が必死で並列処理しているのを感じて感動したのを覚えている。ボールを投げる強さやキャッチする座標を全力で調整していたのだと思う。今ではボール3つならそこまで考えることなく、なんとなく投げてできるようになったので4つに挑戦中。
たまに,集中している自分に気付きながらも集中を切らさずに続けられるときがあって,それが面白い.プログラミングだと集中に気付いた状態で集中を保つのは無理.集中のベクトルが違うのか「集中している」と感じる閾値が違うのか,原因はわからないけれど楽しい現象.こういう面白さもあってジャグリングはたまにやっている.

スタートアップ界隈では「どうサービスを改善するか」という部分ばかり話される(思い込み?)けれど,そもそもの前提,「要となる仮説」の検証が重要度の割に重視されていない気がする.自分が重視できていないからそう感じるのかもしれない.
本当にそのサービスって必要なの? 5人10人の若者を数年間フルタイムで巻き込む価値があるの?
人の声を聞いて修正していかないといけないなあ

週5日全力で働ける社会人のすごさが最近わかってきた.1日10時間ぐらい働いてるけど4日ぐらいでへばる.体力がないんだろうなー.
サービス始めてから頭を使いまくるようになった.思考プロセスのレールがよく見えない(あるのだろうけれどまだ自分のモノにできていない),答えがあるかもわからないことを考え続けるのはエネルギー消費量がやたら多い.面白いけど.

ふと気が付いたときにiPhoneTwitterやFBを見ていたりする.まとまった休憩時間を取るということで見るのはいいけど,考えごとで詰まったときとかに見てしまっている.そういうアプリを立ち上げないように意識してみたら1日に何度もSNSを見ていたことがわかった.
プログラムを書いているときはそんなことは無いのだけれど,集中して考えごとをしているとたまにふっと集中が切れるタイミングがあって,深く考える辛さを癒すツールとしてSNSがぴったりすぎるのでつい立ち上げてしまう.SNSによって時間が細切れにされていき,まとまった思考時間を必要とする物を作り出せなくなってしまう.怖い.

近藤さんがブログに「あれこれ手を広げて色々なスキルを身につけようとせず,自分の強みに集中しよう」と書いていた.自分の強みは何だろう.
何かにフォーカスした時の集中力?やるものが決まっていれば,手を動かして作り上げるのはめちゃくちゃ早い自信がある.作る過程で出てくる問題の解決も得意だとおもう.
逆に苦手なものは何だろう. 議論は出来るけれど(得意ではない)ヒアリングは苦手だなあ.いや,苦手なのはヒアリングではなくて初対面の人とうまく話すことか.よく知らない人だと前提情報がないので色々引き出さないと話せないけど,それが苦手なのかもしれない.テンプレを作ればよい?「たちつてとなかにはいれ」だっけ,そういうフレームワークを使えるようにすれば解決するのかもしれない.
やることを絞って苦手なことは得意な人にまかせよう,でないとスケールしない

コンテキストスイッチが増えてきた.Railsコード書いたりレビューしたりExcelいじったりメール書いたりObjc書いたり.仕方のないことだけど集中してコードを書きまくる時間は減りつつある.どの程度切り替えてるのかDayOneで測定してみよう.
以前は「とにかく実装」という傾向があったのでプログラムを書くことに集中できていたけれど,そうして誰も使わない機能を作っても意味がない.むしろ実装の人件費や保守コストの分マイナスでありコードは次第に負債になる.
今はリーンスタートアップを採用してみようということで事前に仮説を立て,実験し検証するというサイクルに変えようとしている.なかなか難しい…
そのためプログラムを書くという意味では生産性が落ちているけれど,趣味プロジェクトとは違ってプログラミングは目的ではないので全体としてパフォーマンスが出せればよい.局所最適を脱出しなければならない.しばらくは辛いだろうなあ.